目先の儲けに飛びつくから

FXは外国為替証拠金取引というもので、外貨を日本円で購入しその時に証拠金(保証金)を預けて、通貨の売買を行うものです。 この時に購入単価と売却単価に差が生じ、損益が出るものです。 当然ながら、購入時に安く購入し、売却時が高ければ差益が発生し、その逆となれば損が生じます。 株の場合、投資する企業の財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などを分析するファンダメンタル分析をするのが一般的な投資判断材料で、FXの場合は経済や金利などの点が大きく判断され、株に比べれば投資判断がしやすいと考える人も多いです。 日本円で米ドルを購入する場合、1ドルを100円で購入して1ドルが105円になれば、5円の儲けとなり、100ドルを購入すれば10,000円から10,500円となり、1,000,000であれば1,050,000となり、金額が多ければ儲けも多くなり、株のように難しい取引ではないため、目先の儲けに飛びつくトレーダーも近年、増えています。 ただ、通常の取引ではなく、株式投資による空売りと同様に、現在値で予め外貨を売っておいてから、一定期間を経て買い戻すという投資方法もあり、ただしこの場合、先行して売る時の価格が高く、買戻しの際に価格が低いことが条件となります。 また、レバレッジ効果を利用して証拠金の何倍もの外貨を取引する投資方法では儲けも何倍にもなり、ギャンブル性が高い投資方法としてベテラントレーダーが用いる方法です。 ただし、レバレッジで損が生じたときに追加保証金が求められます。 大抵のトレーダーが大きく損をする仕組みがここにあります。 これも、目先の大金に飛びつく甘い考えと言へ、通常の取引で円単位の利益しか出ないFXで大金を投じずに大きな利益を生む賭けであり、ここにFXの怖さがあります。 相場は、取引する人の売りと買いで成立し、購入単価に納得した上で買うもので、売りで利益確定となるため、新たな購入者が現れることが利益の条件となるため、このことを良く知らないと損をすることがあります。